産後のお悩み
こんばんは整体院福です。 今回は、産後の症状についてです。 体重・体形 妊娠期間中に増えた7~10㎏の体重は出産後、 赤ちゃん、胎盤、臍帯、羊水などで4~5㎏減ります。 データとして、 母乳育児だと体重は減りやすいようです。 出産後体重が1年以内に元に戻った人は、66% 体形が戻ったと実感がある人は22%しかいないようです。 抜け毛 妊娠中は、エストロゲン・プロゲステロンなどが大量に分泌され、 胎盤に蓄積されます。 エストロゲンは、発毛に影響があり妊娠中は、妊娠前よりも抜け毛が減ります。 出産とともに一気に体外に出てしまうため、濃度が急激に減ることが、 抜け毛の原因になっています。 尿漏れ 骨盤底筋が弱っている為に起こります。 データによると 出産を経験した人の3人に1人は軽い尿漏れになったことがあるようです。 便秘 原因は、全身の筋力低下。肛門括約筋が出産時のいきみによって傷ついたり、 一時的に弱くなって起こります。 産後は、母乳で水分を取られることによりなりやすい。 腱鞘炎(2パターン) 1.プロゲステロンホルモンの影響により、産後で緩んだ骨
産後の特徴
こんばんは整体院福です。 今日は、産後の特徴について書いていきます。 産後1か月目 出産後はまだ骨盤底筋群の筋肉や靭帯は、 内臓の重みに耐えられるほどは回復していません。 その為、骨盤底に負担をかけるような腹圧がかかる運動は 控えた方が良いです。出来るだけ横になって、 骨盤底の回復に努めましょう。 産後2か月 自然分娩での産後矯正を開始できる時期です。 尿失禁が気になる時期ですが、原因は骨盤底筋群の筋力低下です。 産後3か月 自宅での軽めの運動などを行える時期です。 力みすぎると腹圧が高まりやすく歪みが生じやすいので ベルトを着用しながらの運動が良いです。 この時期に「産後うつ」が出やすい時期です。 睡眠不足や育児ストレスなどでホルモンバランスが 安定しない時期に重なることで起こりやすくなります。 産後4か月 有酸素運動など軽めの運動を行っていける時期です。 骨盤周囲の運動などを行って自己筋力での骨盤の安定を 目指しましょう。 まだまだ、骨盤は安定していないのでベルトは着用しながら トレーニングを行いましょう。 産後7か月 ほとんどの女性が月経を
妊娠~出産、産後のホルモンバランス
こんばんは、整体院福です。 今日は、ホルモンについてです。 ・エストロゲン(卵胞ホルモン) 妊娠中、胎児の成長に合わせて子宮を大きくしたり、胸を大きくすることで 母乳を作る準備をします。 40代頃から減少する為、更年期障害の原因とも言われています。 また、生理後の低体温期はこのホルモンの作用で起こります。 ・プロゲステロン(黄体ホルモン) 排卵後、女性の体が妊娠しやすいように子宮内の環境を整えます。子宮内膜を 柔らかくし、体温を上げてくれます。 妊娠8~9か月頃に分泌のピークを迎え、その後、緩やかに減少し、 出産後は急激に低下します。 ・リラキシン 生理前や妊娠3か月~産後2,3日に分泌。 骨盤・恥骨結合部を柔軟にして産道を広げて、出産を助けてくれるのですが、 骨盤に限らず全身の関節を緩めてしまいます。 骨盤周辺全体に関節・筋肉・県が緩んでしまうため、普段よりも体に負担が かかりやすくなる上に、重たくなるおなかの影響で骨盤のゆがみが生じ、 産後も骨盤の開きが残ってしまいます。 こういったかことから、腰痛や関節痛、お尻が大きくなる、下半身太り等、
産後矯正の必要性
おはようございます。整体院福です。 当院にも多数、産後のケアに来院されているママさんが おられますが、産前~出産~産後の身体に起こる変化や知識を 知らなかったというお話をお聞きしているので、お伝えしていこうと 思います。 現在女性の平均出生率は、1.43人 妊娠・出産の過程の中で女性の骨盤は、人生の中で 1∼2回しか起こらない劇的な骨盤のゆがみを生じます。 ⇨出産時に仙腸関節は約1㎝、恥骨結合部は4㎝、子宮口は10センチ開きます。 現代の女性の出産は、高齢化していることと、運動が不足していて 筋肉量が産前から不足している傾向にあることが、産後の身体の不調 を起こしてしまう要因になっています。 ⇨骨盤などの骨格を支えるインナーマッスルの低下 こういったゆがみや筋力低下が、美容面や健康面に影響があるだけでなく、 骨盤内の血流が滞ることなどでホルモンバランスの崩れなどの原因になり、 将来の更年期の原因になると言われていますので、しっかりと知識・技術を 持った整体院で正しい産後の骨盤矯正を行いましょう。 次回は、ホルモンについて...